特別な時だけじゃない着物の楽しみ方

着物の初心者だけど、興味があるので買いたいという方がいらっしゃるかもしれません。どういうきっかけで着物を購入しようと思うに至ったのか、そのケースによって選ぶべき着物は異なってきます。着物といってもさまざまな種類があるため、用途別に選ぶことがポイントとなります。茶道や華道などのお稽古事をするのに欲しいと思ったのであれば、普段のお稽古で使用するのかお茶会や発表会などの場で着るためのものが欲しいのかによって選ぶべきものが変わってきます。京都や奈良などの古都で着物を着て歩きたいという目的であるなら、それにふさわしいものを揃えると良いです。また、それ以外にもさまざまなケースがあります。まずは、自分がどんな目的で、どんな時に着物を着たいのかということを整理しておきましょう。

ケース別のおすすめの着物の選び方

結婚したことをきっかけに着物を持ちたいという方も多いです。結婚すると、未婚の時とは着る着物が異なります。旦那様の会社の方との交流会や親せきの集まり、友人の結婚式、子供の入学式、卒業式などの機会に着ることが多いです。結婚を機に揃えたいという場合は、出番の多い付け下げかシンプルな柄の訪問着がおすすめです。茶道や華道などのお稽古事で着る場合、普段のお稽古の時は小紋や紬などの普段着とされるもので構いません。お茶席に出る時は、詫びの気持ちを表現したシンプルな着物がおすすめです。お茶会の時は一つ紋付の色無地を選びます。日本舞踊の発表会などでは華やかさのある付け下げや訪問着がおすすめです。友人との会食や観劇などの時は、落ち着いた柄の付け下げやシンプルな訪問着を選ぶと良いです。

着物を購入する際に注意したいこと

初めて着物を購入する際には、お店で店員さんに乗せられて、気づけば高いものを購入していたという失敗も割合よくあります。そのため、お店に出向く前に、購入したい着物の予算を決め、相場価格の下調べをきちんと行っておきましょう。1店舗を見ただけで決めてしまうのではなく、複数の店舗を見て目を養うことも大切です。お店によって得意分野があります。また、店員さんの中には売り込みだけでなく選ぶ時の良き相談相手になってくれる人もいますので、良いお店、良い店員さんと出会うことが重要です。ある程度の基礎知識が身についたら、実際にたくさんの着物を見ることで目を養います。雑誌や画像を見るだけでなく、実際に展示会などに出向いて実物を見ます。たくさん見ることで、自分の欲しい着物のイメージができてきます。